東日本大震災における電力不足
2011/03/11 記憶にも新しい東日本大震災が発生しました。被災者の方には心よりお見舞い申し上げます。そして一刻も早い復興を祈念しております。
この東日本大震災は地震の影響により、福島原発に重大な被害がもたらされました。メルトダウン・メルトスルーという非常事態により原発事故レベル7というチェルノブイリと同レベルの事故レベルの格付けがなされました。それにより2011年の関東地方には電力不足による計画停電が実施され、この「節電」という言葉は深く皆さんの意識に根付いたものとなったはずです。
今すぐ出来る節電方法
エアコンの利用方法
- 冷房は「28℃」、暖房は「18℃」に設定する。
- エアコンや電気カーペットはなるべく使用しない
- 夏場は換気、冬場は部屋のドアをしっかり閉める
- 窓から熱の出入りを防ぐために厚手のカーテンを使う
エアコンは家電の中でもトップクラスの消費電力です。エアコンの使用は極力減らすような工夫をしましょう。節電だけなく節約にもなり一石二鳥と言えます。
照明の利用方法
- 使用していない部屋は必ず電気を消す
- 昼間は太陽光を利用するなど、極力照明を利用しない生活を心掛ける
- 風呂やトイレは暗めの照明に換え、消費電力を抑える
- 2段階スイッチがあるものは照明を落として利用する
照明も気をつける項目がたくさんあります。基本は使用していない部屋の照明をコマめに消すこと。またLED電球に交換するなど消費電力を抑えることで節電にも節約にも繋がります。
テレビの利用方法
- 省エネモードを利用する
- テレビやDVDプレーヤ、ブルーレイ等の高速起動モードを利用しない
- 情報の収集はテレビから他のメディア(ラジオ等)に切り替える
最近の地デジ用液晶テレビやプラズマテレビは省エネモードがあると思います。これはテレビの明るさを抑えるなど消費電力を抑える効果があります。直接テレビの明るさを変えられる場合は極力暗めの設定にしておきます。(元々テレビは明るく設定されています)また、テレビ・DVDプレーヤ・ブルーレイ等の電化製品の高速起動モードを利用する場合は、常に起動できるように待機する必要があるために、待機状態での消費電力が思いの他掛かっている場合があります。
家電製品は節約ポイントが盛りだくさん
家電製品は上記のように節約ポイントがたくさんあります。基本的には使う時だけ使用する。使わない時はコマめに消す。コレが一番重要だと思います。また、節電を意識した商品も最近たくさん登場してきています。LED液晶テレビや、LED電球などは従来に比べ格段に低消費電力となっております。新しく家電を購入する場合は節電や節約にも意識して購入を検討しましょう!